別れる時は50:50

2005年1月10日
日常的に頭の中を90%以上占めているのは離婚の話なのだが、私も普通の人間なので、ストレスも溜まるし、愚痴のひとつも言いたくなる。これだけ辛い話を自分だけで解決していこうというのは無理な話なのではないかと思う。女性と男性の考え方は違う。そもそも人間ひとりヒトリ、同じ環境にいても、あるいは同じ状況になっても、また同じ物を見ても、受ける感覚は違う。みんな違うフィルターを持って生きている。
自分のことになると全く冷静な考え方ができないのも、普通の人間ではないかと思う。

と言うわけで、コンサルタントというカウンセラーが必要になる。実は私も相談している人がいる。もう会うことはない「彼女」である。

妻と「彼女」の違いは、読書に裏打ちされた知識量である。全11巻の「源氏物語」を読み、感想を言い合った時、それは論争にまで発展した。男女の感覚の違いを、お互いに再認識した時には、何と楽しい会話だったのだろう、何と素敵な人なんだろう、と思ったものだ。だからこそ、信頼して相談している。

今回はこうだ。
「慰謝料じゃなく、餞別としてある程度支払うのはどうか。あるいは慰謝料と養育費を互いに分割払いにして相殺する。養育費の方が高いから、お互いに楽なのではないか」という提案だ。
俺の方にも証拠がまだないから、妻は「彼」とつき合っていないと言い張るわけだから、納得できないのだ。『「彼」が好きで、自分の気持ちに嘘つけないし、自己矛盾が許せないから別れたい』、というなら納得できる。
どこまで嘘をつき、隠し事を続けるのか、12年間の結婚生活は何だったのか。
俺としては別れる時には50:50でありたいのだ。金や権利の問題以前にね。

うーん・・・

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