出張から戻り、実家へ行って子供を引き取った。22:30。二人は寝ていたし、家に帰ったら他の二人もすぐに寝た。しばらくして、cocosecomで妻の車の位置情報を確認。
「えっ?」
隣町に行ってるはずの妻の車が何故か町外れのところにあった。
子供がぐっすり寝てるのを確認して、車で駆け付けた。

妻の車は郊外のペットショップの前にあった。
そして、横の細い道に「ホテル○○○」の看板。
噂には聞いていたが、この町に唯一のホテルに入る脇道の前に駐車してあったのだ。

もう悩まなかった。子供を引き取るために、有利に離婚を進めるために証拠が欲しかった。
車でホテルの門をくぐった。
都会と違ってマンション式ではなく、コテージが並んでいるような形だ。一回りして、門の外へ。
そして、電話をかけた。
「まだ帰らないの?」
留守番になっていた。
しばらくして、また電話。
「今そこの前にいるんだ。時間がないから出てくるか、電話に出てもらえる?」
留守番だった。
また電話。
「今ホテルの前だ。そこにいるんでしょ?カメラに撮られたくなかったら、話し合おう。」
また留守番。またかけた。遂に出た。
「どうしたの?」
「車がなんでペット屋の前にあるんだ。(隣町の名)に行ってるんじゃなかったの?」
「飲んでカラオケ行こうということになって、ここまで来たの。車の置いてある隣のビルにカラオケ屋があるでしょ。」
なんと声の向こうからビリヤードの玉の弾ける「カーン」という音が聞こえた。カラオケ屋の隣はビリヤード屋がある。
(しまった! 本当のことだ)
「仕事の帰りに車を見かけて、隣の道を入るとホテルだから、びっくりして電話してしまった。ごめん。」と謝罪。
帰宅してから再度謝りのメールを入れた。

ごめんなさいという気持ちとほっとした気持ちが入り混じり、
「ゆっくりしてきていいよ。」と付け加えた。

こんなことがあると、本当はつき合っていないんじゃないかと思う。では、携帯の通話履歴は何なんだ?!

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